
不動産を購入するにあたって気になるのは、なんといってもお金の話ですよね。
不動産取引のなかでは、「手付金」「残代金」「仲介手数料」など、さまざまな名前のついた金銭が動きます。
今回はその中から、「頭金」と「諸費用」についてお話しいたします。
【1】 「頭金」とは?「手付金」とは違うの?
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よく「手付金」と「頭金」はどう違うの?とご質問をいただきますが、似ているようで支払う目的が全く異なります。 |
【2】 「諸費用」とは?いくらかかるの?
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不動産を購入する際にかかる費用のなかで、不動産そのものの金額以外に必要となる各種費用を「諸費用」と呼びます。 |
【3】 頭金を貯めてから不動産を購入するべき?
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不動産の購入を検討し始めると、「まとまった頭金を貯めなければ」とアドバイスされることがあるかと思います。 |
①金利変動リスク
現在は記録的な低金利が続いていますが、もちろん将来的には上昇する可能性があります。
最近では、長期金利の指標となる「新発10年国債」の金利上昇が話題となりました。
つまり、「貯蓄期間を設ける」ということは「金利変動リスクも受け入れる」という側面があることはお伝えしたいポイントのひとつです。
このようなリスクを避けるために、金利の低いうちにフラット35などの固定金利商品を利用される方も一定数おられます。
また、金利が今より下がるかもしれないという期待値もありますが、そこは現状の景気動向等を踏まえた慎重な判断が必要です。
②貯蓄期間中の住宅費
ご実家や社宅にお住まいであればあまり問題ではありませんが、賃貸住宅にお住まいであれば、貯蓄期間中も家賃は支払い続ける必要があります。
貯蓄をするために支出をしなければならないということになりますので、貯蓄目標金額や支払っている家賃額によって、効率の悪い場合もあります。
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「頭金を貯めるべきかどうか」は悩ましい問題ですが、ご事情に寄り添ったご提案をいたしますので、ぜひお話をお聞かせください! |